突然現金が必要になった、給料日前で手持ちの現金がない、そんな時に携帯電話のキャリア決済を用いて購入したamazonギフト券などを買い取り業者に買い取ってもらい現金を手に入れる、現金化というサービスがあるのをご存知でしょうか。このような携帯料金決済現金化と言われる手法はこれまで、クレジットカードのショッピング枠を現金化することができない人でも即座に資金を調達できる方法として脚光を浴びていました。しかし、2017年の11月よりキャリア決済を利用してamazonギフト券などのデジタルコードを購入することはできなくなってしまいました。そのためamazonギフト券などによる携帯料金決済現金化もできなくなってしまったのです。従来の携帯電話のキャリア決済を用いて現金化をする方法は無効になってしまいましたが、最近名前を聞くようになった「バンドルカード」というスマホアプリを使えば、キャリア決済でamazonギフト券を購入することができます。今回は、そのバンドルカードについてご説明していきます。
キャリアの発行するプリペイドカードを使えばamazonギフト券を購入できる
前述した通り、キャリア決済を用いてamazonギフト券などのデジタルコードを直接購入することはできなくなりましたが、ここではキャリア決済を利用しつつamazonギフト券を購入する方法をご紹介します。そもそも携帯料金決済現金化でもクレジットカードのショッピング枠現金化でも、利用する多くの人が重要視するのは、換金する際の手数料や還元率といったものです。できるだけ多くの現金が手元に入ってくる方が良いですよね。中には、換金率を比較するためにいくつもの現金化サイトや店舗で申し込みをするという人もいます。ショッピング枠を利用して現金化する場合、多くの店舗や現金化サイトが存在しますが、携帯料金決済現金化の場合、まだ知名度も低いため現金化できる場所が限られてきます。さらにamazonギフト券は需要が高く、現金化する際の買い取り額や換金率といったものも比較的高めに設定されています。多面的に見てもamazonギフト券は換金するのに最適な金券ということがわかったと思います。そんなamazonギフト券ですが、キャリア決済で購入することができなくなった今、新たな購入方法として各キャリアが発行しているプリペイドカードを用いて購入するという方法があります。auやdocomoといった携帯キャリアでは、au WALLETやdカードなどのプリペイドカードを発行しています。これらのプリペイドカードは一般のプリペイドカードと同様に現金やポイントをチャージしてショッピングなどで利用することができますが、その他のチャージ方法ではキャリア決済を使うことが可能です。各プリペイドカードには、MastercadやVisaなどクレジットカードの機能も備わっています。これを利用してプリペイドカードにチャージをすれば、amazonギフト券を購入することができるという仕組みです。しかし、プリペイドカードの発行には日数がかかるため、即日に現金化したいという方は事前に発行手続きを行うことをおすすめします。ですが、プリペイドカードの発行をし忘れていた、発行される前に現金が必要になってしまったということもあるかもしれません。そんな時、「バンドルカード」であれば、スマホにアプリをインストールするだけですぐにプリペイドカードとして利用することができます。
新しいプリペイドカードの形「バンドルカード」とは
日々革新的なスマホアプリが配信されている中で新たに登場したのが、「バンドルカード」というアプリです。バンドルカードは、Visaの加盟店で支払いができるプリペイドカードアプリです。「プリペイドカードなのにアプリ?」と疑問を抱く方もいるかもしれませんが、噛み砕いて説明すると、プリペイドカードとスマホが一体型になってチャージや残高照会が簡単に行えるようになった次世代型プリペイドカードとなります。アプリを起動すると、Visaのクレジットカードのような画面が出てくるのが特徴的です。発行やご利用料金も無料で、様々な方法でチャージすることができます。バンドルカードのチャージ方法は、
・コンビニ
・クレジットカード
・ビットコイン
・ペイジー
・ネットバンク
・ドコモのケータイ払い
など、様々なものがあります。決済が行われるとすぐに履歴も更新されるので、残高の確認や、見に覚えのない利用をすぐさま発見できるという、安全性にも優れたプリペイドカードです。スマホからアプリをダウンロードして、ユーザーID、パスワード、生年月日、電話番号の4つを登録すればすぐさま利用を開始できます。各キャリアの発行するプリペイドカードとは異なり、発行に時間を取られないこともバンドルカードの魅力です。
バンドルカードを使ってamazonギフト券を購入する際の注意点
携帯料金決済現金化は、様々な理由でクレジットカードを作ることができない人でも利用可能な資金調達の方法として重宝されてきました。しかし、キャリア決済を利用してamazonギフト券を購入できたPINCOMをはじめ、Amazon公式サイトでもキャリア決済でamazonギフト券を購入することはできなくなりました。そんな雲行きの怪しい携帯料金決済現金化に光を射したのが、ご紹介した「バンドルカード」です。バンドルカードのチャージ手段として、キャリア決済を用いればamazonギフト券を購入することができるということです。現在、docomoとsoftbank、softbankの子会社であるワイモバイルでのみ対応可能となりますが、いずれもキャリア決済でチャージすることでamazonギフト券を入手できます。ここで注意しなければならないのは、バンドルカードのチャージ限度額です。チャージ限度額は一度に3万円となっています。例えば、docomoのキャリア決済で一度に3万円分をバンドルカードにチャージしたとします。この時、amazonギフト券を3万円分購入しようとしてもそれは不可能です。なぜならamazonのアカウントにバンドルカードでチャージする際、カードを承認するための手数料として1円が自動的に決済されているからです。そのためチャージできた金額は29,999円となり、3万円の決済が通らないことになります。他にも、バンドルカードにキャリア決済でチャージした場合、決済時には手数料として300円が加算されるので、携帯料金の請求額はそれを足した30,300円となります。効率的にバンドルカードを利用するためにも、こういった点に注意しておきましょう。キャリア決済で直接デジタルコードが購入できなくなった今、手軽に携帯料金決済現金化を行うことができる数少ない方法として、バンドルカードが多くの現金化ユーザーに利用されるのは間違いありません。